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ふたつのスピカ 12 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
- 作者: 柳沼行
- 出版社/メーカー: KADOKAWA(メディアファクトリー)
- 発売日: 2007/03/23
- メディア: コミック
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まさかの急展開!!
いや、いつかはこうなるとは思ってたけど、
このタイミングでシュウが死んでしまうとは…
まぁここがベストっちゃベストだけど。
彼が宇宙行ってからよりは、遺志をついでアスミが行く方が。
マリカとふっちーは宇宙飛行士になれないフラグが立ってしまいましたね。
私的予想では
・マリカ:地上で宇宙飛行士を支えるオペレータ
・ふっちー:花火職人
になると見た。
マリカは死ぬかと思ってたけど、今巻で事実上リタイア
することによって死は免れたような。
問題はケイとライオンさんですな。
結局宇宙に行けるのは一人だけだから、アスミが行って、
ケイは行けないんじゃないかな、と思う訳でして。
ただ、シュウを好きだった彼女は、彼が死んだことで、
彼の遺志をつごうとするかな、って気もするから、リタイアしなそうなのよね。
ライオンさんは消えそで消えないねぇ。そろそろ消え時だと思うんだがね…
アスミが宇宙に行くことで消えて、夜空の星を見上げながらアスミが、
「ここに…いたんだね。」
っていうヒカルの碁的展開はすごくありそうだけど(笑)
ねじの回転 下 FEBRUARY MOMENT (集英社文庫)
- 作者: 恩田陸
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/12/16
- メディア: 文庫
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作品 | 設定 | 展開 | オチ |
---|---|---|---|
六番目の小夜子 | ○ | ◎ | △ |
球形の季節 | ○ | ○ | × |
不安な童話 | △ | △ | ○ |
ライオンハート | ◎ | ◎ | × |
MAZE | ○ | ○ | ○ |
クレオパトラの夢 | △ | ○ | ○ |
ネバーランド | × | △ | ○ |
光の帝国 | ○ | ○ | △ |
ねじの回転 | ◎ | ◎ | ◎ |
と、言うわけで。
「ねじの回転」はマジオススメ!
過去に遡る技術を手にいれた人間は、もっとも残虐な犯罪者、
ヒットラーに対し、「聖なる暗殺」をすることに成功した。
しかし、大きく過去を変えたことにより現代には深刻な影響が現れた。
急速に歳をとって死に至る、致死率の非常に高いのHIDSという病の蔓延である。
このままでは人類は滅びてしまう。
そこで国連は再び過去に遡り、歴史を変える前に起こっていた史実を
「再生」し、「確定」していくことで、現代を元に戻すことにしたのである。
「聖なる暗殺」は多くの国の歴史に影響を与えていたため、
それぞれの国で再生を行う必要があった。
そこで日本では、軍部が強い力をつけて戦争へと傾いていった
大きな転換点であった二・二六事件が歴史の修正ポイントと見なされ、
この事件の再生が必要とされたのだった。
再生を行うにあたっては、現代の人間が直接介入してしまうと
歴史を大きく変えてしまうため、過去の人間に再生を行わせなければならない。
そこで選ばれたのは
安藤輝三大尉 栗原安秀中尉 石原莞爾大佐 (三人とも実在した人物)
国連は彼らに史実を再生させようとする。
しかし、彼らには国連とは違う思惑があり…
更にハッカーが現れ、事態は思わぬ方向に動き始める。
果たして国連は、過去に遡っていられる「正規残存時間」内に
二・二六事件を再生し、確定できるのか?
長くなりましたが、こんなお話。
ただ、結構複雑な内容なので、一度では理解しきれないかも。
私は続けて二周読んでる所です。
特に後半は時間や装置の設定が相当難解なので、整理して読まないと、
ん?なんでそうなるんだ?って感じるかも。
ま、何度か読まなきゃって所に魅力があるんだと私は思いますが。
SFの要素が相当強いですが、めちゃくちゃ面白かったです。
ちょっとでも興味を持たれた方は是非読んでみて下さい!