>星座のお話なんかも月イチぐらいでアップしていく予定です。
↑忘れかけていました;
と、いうわけで。


今月は「やぎ座」(12/22〜1/19)
やぎ座は秋の星座。やぎはもちろん、山羊。紙を食べる彼のことです。
逆三角形をしています。あまり明るい星はないのですが・・・
秋の星座には水に関するものが多いのです。
例えば、みずがめ座うお座くじら座みなみのうお座、エリダヌス座(河)・・・
これはこの辺の空は明るい星があまりないため、海に見たてられたからなのです。
で、なんでそんな話を「やぎ座」のところでするかといいますと、
この「やぎ座」、上半身は山羊ですが下半身は魚なのです。
人魚ヤギVer(ヤギ魚?)といったところ?
ではなぜこのような姿をしているのでしょうか?それは神話に秘密があります。
昔々、牧畜の神、パーンは他の神々といっしょに河原で宴会をしていました。
しかし、そこに突然テュポーンという100もの頭をもつ怪物が現れました。
ちなみにこのテュポーンは突風を起こすことができ、
彼が通った後、木々はめちゃくちゃになぎ倒されてしまうという魔神です。
台風(Typhoon)という言葉はこのテュポーン(Typhon)がもとになっている
という説もあるようです。
で、驚いたパーンは動物に変身して逃げようとしましたが、
突然のことでとても焦っていたためか、
上半身はヤギ(牧畜の神なので・・・)、
下半身は魚(河を泳いで逃げるため)のまま逃げました。
神々はこの様子を面白がって、この姿を星座にしてしまいました。
ちょっとかわいそうw
この、パーン(Pan)があわてふためいた様子がパニック(panic)の語源だとか。