やみなべの陰謀 (ハヤカワ文庫JA)

やみなべの陰謀 (ハヤカワ文庫JA)

人から借りたので、読みました。
自分の好きなタイムスリップ系です。
俺の好みをよく知ってらっしゃるw


なんといっても著者、田中哲弥はすごい。
ユーモアにあふれた文、といえば聞こえはいいけど、
ぶっちゃけ、変人です。w


冒頭の文
「千両箱は宅配便で届けられた。
と思ったが、いろいろと不自然なところはあったのである。
まず持ってきた男が二メートルを越す大男だったというのが変だった。二メートル以上の身長を持つ人が宅配便の荷物を運ぶと法に触れるということでは決してないのだが・・・」


・・・もう訳分からん。

そもそも日本語がおかしいだろ、オイ。
でも読んでいくうちに、この文体の虜になっている自分に気付かされる。


もう、不意に笑いの波が押し寄せてくるので油断できません。
読みながら吹いてしまう文庫なんて清水義範以来かなぁ。
ともかく、ちょっと興味あったら読んでみてください。


と、いうわけで続いてこれ読んでます↓

ブレイブ・ストーリー (中) (角川文庫)

ブレイブ・ストーリー (中) (角川文庫)


だからテスト前だって!